第22回臨床解剖研究会

当番世話人挨拶

 このたび第22回臨床解剖研究会の当番世話人を仰せつかりました、久留米大学医学部医学科解剖学講座 肉眼・臨床解剖部門教授の山木宏一であります。  臨床解剖学は臨床家からみる解剖学、あるいは臨床医学に必要な解剖学であり、いずれにしても基礎医学と臨床医学を密接に結び付けている学問であります。特に外科系の分野では人体の外科的処置や手術を行う上においては、治療対象となる器官だけでなく周囲のあらゆるものの知識が必要となります。また、一方、臨床診断学の分野、特に画像診断においては解剖学の知識なくしては理解できるものではありません。このように医療技術がいかに発展しようとも、その根底には解剖学が存在しています。  さて、今回の第22回臨床解剖研究会では、アメリカ臨床解剖学会(AACA)の機関誌であるClinical AnatomyのEditor in Chiefをされていて、現在シアトルのSeattle Science foundationのCSOであるR. Shane Tubbs Ph.D.をお招きし、講演をしていただく予定にしています。また、日本における肉眼解剖学および臨床解剖学の指導的立場で今日まで我々を引っ張ってこられた佐藤達夫先生にも講演をお願いしています。お二人の先生のお姿とご講演を拝聴できるのを今から楽しみにしています。  さらに、今回は我が教室で2016年に立ち上げた久留米臨床解剖研究会を同時開催したいと考えています。まだ産声をあげたばかりの研究会ですが、医療の街、久留米にふさわしく大学病院をはじめとして大病院が幾つかある「医者の街」で臨床の先生と解剖学を通して研究あるいは交流を行っていきたいと考えています。この同時開催を機会に九州ではあまり認知されていない臨床解剖を発展させていきたいと考えています。そのためにも第22回臨床解剖研究会に多数の先生のご参加を賜り、多くの発表を募集したいと思います。  最後に日本の臨床解剖に関わる先生とここ久留米の地で有意義な交流ができることを願っています。



久留米大学医学部医学科
解剖学講座 肉眼・臨床解剖部門
教授 山木 宏一      

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2018/03/27
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